観葉植物とは、熱帯・亜熱帯地方に自生している植物を鉢植えに仕立てて観賞用にしたもので、その美しい葉やスタイルを楽しむ植物です。丈夫で管理の楽なものが多く、気軽に楽しめるのも魅力のひとつですが、本来南国の植物ですので、寒さに注意が必要がです。観葉植物を育てるときは、それぞれの本来の生育地（原産地）の環境に合わせた環境を作ってあげることが理想です。日向を好む植物・日陰を好む植物、多湿を嫌う植物・乾燥を嫌う植物など、それぞれの性質を理解し、置く場所等を考えて条件に合うものを選んだり、逆に、その植物の特徴に合わせ、できる限り良い環境を作ってあげることがポイントです。

ワネッキーの育て方

ワネッキーの画像。黄色いストライプの入る葉は肉厚で光沢があり、プラスチックのような質感。細身の幹の上部に葉を茂らす樹形

真ん中に緑色のストライプの入る、光沢のあるプラスチックのような質感の葉

ワネッキー・レモンライム・・・光沢のある黄緑に黄色の斑入りの葉

青ワネッキー・・・光沢のある緑色の葉で、新芽は黄緑色

ドラセナ・コンパクターの画像。幹の先端に葉を茂らすリュウゼツラン独特の樹形だが、光沢があり短めの葉を密に付ける

コンパクタ・・・葉がコンパクトにまとまった、青ワネッキーの矮性種

●リュウゼツラン科の常緑低～高木

●原産地：熱帯アジアからアフリカ

●越冬温度：5～10度C

●別名：

【置き場所】

５～９月は屋外に出すなど十分に日に当てると葉色も鮮やかになり、丈夫になる。ただし、真夏の直射日光は強過ぎるので避ける。 10～４月は明るい室内に置くが、真冬の窓辺など夜間の温度が極端に下がる場所は避ける。

【水やり】

５～９月は、出来れば戸外に出して、一日一回葉の上からたっぷり水をかける。ただし、大型の場合など、動かせない時は、表土が乾いたら与え、葉の表面を拭いてやると良い。10～４月は、表土が乾いてから、更に数日おいて水を与える。特に冬季は、月に１～２度で十分。（枯れない程度に、できるだけ水を与えないほうが良い）