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ウンベラータの育て方
●クワ科の常緑樹
●原産地:熱帯アジア、熱帯アフリカ
●越冬温度:3〜5度C
●別名:
【置き場所】
できるだけ日に当てる。ただし、真夏の直射日光は葉を傷めるので避ける。
【水やり】
成長期の夏は、水切れしないように毎日。葉肉が薄いので、まめに葉水も与えたほうが良い。 冬季は鉢土が乾いてから数日後に与える程度(葉をすべて落としても、枯れたわけではないので適度な水やりは必要)。
【施肥】
5〜10月。緩効性の化成肥料か油粕を月1回。液肥なら月2〜3回
→ 【肥料について】【冬越し】
10月下旬がら水やりを控えて室内のなるべく暖かい場所へ。日照不足、寒さなどによって落葉する事があるが、日に当てる、気温が上がる等環境が改善されればすぐに新葉がでて美しい姿になる。
【害虫】
カイガラムシ、ハダニ
対処の仕方・お勧めの薬剤 → 【病害虫の駆除について】
ウンべラータ葉に付くハダニ
ハダニに侵食されたウンベラータの葉
【植え替え】
5〜7月。2〜3年に1回が目安。古い根は切り落とし、水はけのよい用土(赤玉に腐葉土を混ぜもの)に植えかえる。
→ 【植え替えについて】【店長のコメント・補足】
ゴムの木の仲間の常緑高木で、巾20cm、長さ30cmにもなる大きなハート型の葉の存在感が目を引き、また、葉肉が薄めで黄緑色の葉姿から、清涼感の感じられる観葉植物です。
ゴムの仲間のなかでは、耐陰性があるほうで、一年中室内でも楽しめる観葉植物ですが、やはり、日照不足が続くと葉を落とす原因になるので、春と秋は屋外の日向で管理すると元気になります。
なお、生育の最低気温は12℃と高めで、一般的には、冬の寒さに耐えられずに葉をすべて落としてしまいます。 しかし、枯れてしまったわけではなく、負担を減らし体力を温存するために自ら葉を落としたもので、春になり暖かくなれば、新しい目を芽吹くので、あきらめずに管理する。
原産地では10メートル以上にもなる大型種で、どんどん成長するので、大きくなりすぎる場合には、枝先をカットして樹形を調節する。 また、天芽をカットすると、そこから枝分かれする性質があるので、何度か繰り返し行うことによって、ボリュームを増やすこともできます。 なお、この作業は、成長樹の初夏から秋にかけて行い、成長の止まる冬季は避ける。
こんな時は Q&A
Q1: 下葉が黄色くなってきた
A1: 下葉から茶色くなって枯れてくる現象は、成長するにしたがって起こる新陳代謝ですので、問題ございません。茶色く枯れた葉を剥ぎ取って、すっきりさせておいて下さい。
いずれ、自然と落葉しますが、早いうちに剥ぎ取って、見た目をスッキリさせてしまって構いません。症状が進んでいる場合は、写真のように下側に引っ張ると簡単に外れますが、取れないときは、ハサミで切り落としてもOKです。
ただし、日照不足、水切れ、病気などによっても、葉が黄色く変色して枯れるケースがございます。特に、下葉からではなく、上部の葉からこの症状が起こった場合は、これらの要因も疑う必要がありますので、該当する要因を改善して下さい。
切り口から白い樹液が出ますが、すぐに乾きますので問題ありません。ちなみに、これがゴムの原料です。
【ウンベラータの販売ページ】
ウンベラータW15S
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