観葉植物販売のアンジェリック

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観葉植物とは、熱帯・亜熱帯地方に自生している植物を鉢植えに仕立てて観賞用にしたもので、その美しい葉やスタイルを楽しむ植物です。丈夫で管理の楽なものが多く、気軽に楽しめるのも魅力のひとつですが、本来南国の植物ですので、寒さに注意が必要がです。観葉植物を育てるときは、それぞれの本来の生育地(原産地)の環境に合わせた環境を作ってあげることが理想です。日向を好む植物・日陰を好む植物、多湿を嫌う植物・乾燥を嫌う植物など、それぞれの性質を理解し、置く場所等を考えて条件に合うものを選んだり、逆に、その植物の特徴に合わせ、できる限り良い環境を作ってあげることがポイントです。
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フローメルの育て方

フローメルの画像。小さめの葉を枝にびっしり付ける、ボリュームのある樹形をもつ観葉植物

●リュウゼツラン科(キジカクシ科)の常緑低〜高木

●原産地:熱帯アジアからアフリカ、マダガスカル

●越冬温度:5〜10度C

●別名:ドラセナ・リフレクサプリオメル

【置き場所】

5〜9月は屋外に出すなど十分に日に当てると葉色も鮮やかになり、丈夫になる。ただし、真夏の直射日光は強過ぎるので避ける。10〜4月は明るい室内に置くが、真冬の窓辺など夜間の温度が極端に下がる場所は避ける。

【水やり】

5〜9月は、出来れば戸外に出して、一日一回葉の上からたっぷり水をかける。ただし、大型の場合など、 動かせない時は、表土が乾いたら与え、葉の表面を拭いてやると良い。10〜4月は、表土が乾いてから、更に数日おいて水を与える。特に冬季は、月に1〜2度で十分。  (枯れない程度に、できるだけ水を与えないほうが良い)

【施肥】

4〜8月。緩効性の化成肥料を月に1回。または、液肥を月に2回

  【肥料について】

【冬越し】

10月からは、水を与える間隔を開けて行き、乾燥ぎみに管理する。

【植え替え】

小株は毎年、中〜大株は2〜3年に1回がめやす。用土は赤玉に腐葉土やピートモスを3分の1混ぜたもの。(市販の「観葉植物用の土」でよい)

【植え替えについて】

【増やし方】

挿し木で簡単に増やすことができる。枝を10cm程度に切り、上下を間違えないように用土に挿す。もしくは、横に寝かせて土に埋める。 土が乾いたら水を与えながら管理すると、容易に発根する。

【病害虫】

カイガラムシ(ハランノナガカイガラムシやアオキシロカイガラムシなど)がつきやすい。カイガラムシが発生してしまったら、歯ブラシなどでこすり取るか、マシン油系の殺虫剤で駆除する。また、毎月、スミチオン1000倍液を散布して、日ごろから予防すると良い。


対処の仕方・お勧めの薬剤 → 【病害虫の駆除について】

【店長のコメント・補足】

数多くの種類があるドラセナのなかでも、枝分かれが良く、濃いめの緑色の葉が特徴で、園芸品種としては、リフレクサ、フローメル、プリオメレなどの名称で出回っています。 また、葉の外側にレモンイエローの班が入るソング・オブ・インディアや、中央に淡いストレイプの入るソング・オブ・ジャマイカもこの仲間ですが、園芸品種としては別の商品として扱われています。 なお、通常、葉色が濃く、班の入らないタイプのフローメルが最も丈夫で育てやすい品種です。

ドラセナの仲間の中でも、青ドラセナとともにこれらの品種は、マイナスイオンの発生が多いとされ、エコプランツとしても人気で、 また、ミニ観葉にも向いていて、ハイドロカルチャーとしても人気があります。

成長は割とゆっくりめで、あまり枝先をカットしたりせず、自然に伸びてゆく樹形を楽しむのがお勧めです。なお、明るいほうに向かって伸びてゆくので、 まっすぐに育てる為には、定期的に鉢を回し(向きを変えて)全体に日光が当たるようにします。

よくある症状として、葉が黄色くなって落ちてしまうことがあります。下葉から順に落ちていくのは、 ある程度は新陳代謝による自然の現象ですが、進行が早い場合は、肥料不足、乾燥、日照不足、もしくは、葉裏のハダニなどが原因と場合があります。


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