観葉植物とフラワーギフトの販売のアンジェリック
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観葉植物とは、熱帯・亜熱帯地方に自生している植物を鉢植えに仕立てて観賞用にしたもので、その美しい葉やスタイルを楽しむ植物です。
丈夫で管理の楽なものが多く、気軽に楽しめるのも魅力のひとつですが、本来南国の植物ですので、寒さに注意が必要がです。 観葉植物を育てるときは、それぞれの本来の生育地(原産地)の環境に合わせた環境を作ってあげることが理想です。 日向を好む植物・日陰を好む植物、多湿を嫌う植物・乾燥を嫌う植物など、それぞれの性質を理解し、置く場所等を考えて条件に合うものを選んだり、逆に、その植物の特徴に合わせ、できる限り良い環境を作ってあげることがポイントです。 |
●リュウゼツラン科の常緑低木
●原産地:北アメリカの温帯
●越冬温度:5度C
●別名:青年の木、キミガヨラン
耐陰性が強く、日が当たらなくても枯れることはないが、春先~6月は、出来れば戸外へ、室内なら日がよく当たる窓辺に。
4~9月の生育期に鉢底から水が出る位たっぷりと与える。冬季は出来るだけ控える。
6~8月。緩効性の化成肥料を月1回、液肥なら月2回。
→ 【肥料について】
水は極力控える。出来れば、昼間は窓辺などの日当りの良い場所へ置く。夜間は、極端に温度の下がる場所を避け、なるべく暖かい場所へ。
5~7月、2~3年に1回がめやす。用土は赤玉5、ピトモス4、川砂1の割合で混ぜたもの(市販の「観葉植物用の土」で良い)
ハダニ
対処の仕方・お勧めの薬剤
ユッカの中間には、バリエガタのように幹の無いものと、エレファンティフェスのように太いまっすぐな幹のあるタイプのものや幹の曲がっているタイプのもの、 枝分かれした朴タイプのものなどがある。上記の写真は、太い幹をもつエレファンティフェスです。原木は高さ5~6メートになり、 幹が枝分かれして、ずんぐりとした大木です。観賞用に鉢植えにしたものとは、見た目の印象が全く別物です(正直、とても同じ木だとは思えません!)。
上記の写真のような鉢植えは、丸太状に切ったものを、芽を吹かして寄せ植えしたものです。切り口(樹の上部)に塗られた黒や茶のゴムのようなものは、切り口が水や細菌で腐るのを防ぐためのものです。 ちなみに、庭先や学校の校庭などで見かけるユッカは、観葉植物として出回っているエレファンティフェスなどとは別の種類で、より、寒さや乾燥に強く、強健なタイプでセンジュラン、イトラン、キミガヨランなどがあります。
耐陰性があり日陰や室内でも育ちますが、光が足りないと葉が徒長して色が薄くなり、細長く肉薄になり垂れてくるので、この場合は剪定ハサミなどで葉の中程から先端にかけてカットしてあげると、 葉の自重が軽くなり、垂れにくくなります。また、日照不足では、株自体も軟弱になり、病気や根腐れの原因になりますので、できるだけ光に当てた方が良いです。もちろん、室内でもOKですが、なるべく明るく、 風通しの良い場所に置いて下さい。
オフィスなどの場合は、空間が広く、人通りが合って良く空気の動く場所、エアコンの風が直接当たらずに、なおかつ、 ジメジメせず、人間にとっても居ごこちの良い場所がお勧め。逆に、空間が狭く、人通りがなく湿気のある場所、例えば、地下倉庫(そんなところに置く人はいないですけど!)、階段の下、自動販売機の間などは、お勧めできない状態のケースが多いです。
なお、真夏の直射日光は、葉焼けを起こしてしまうので、7月~9月は、遮光ネットやカーテンなどで遮光するか、直射日光の当たらない場所に移動する。 11月から3月の冬季の置き場所は、寒さには強い方なので関東以南の室内であれば、それほど気にしなくてもOKですが、できるだけ温かい場所に置くのが無難です。 この時期は、光に当てる為に冷風の当たる場所に置くよりも、日照を犠牲にしても温かい場所を選んだほうが良いです。(春から秋は逆です)
室内で管理している場合は、あまり害虫が付く事はないが、もし、カイガラムシが発生してしまった場合は、一般的な薬剤では効かないので、カイガラムシ専用の薬剤(マシン油)を散布する。スプレー式の「ボルン」が良く効き、使い易いと思います。 (ホームセンターなどで売ってます)
成長し樹形が乱れてきたら、伸びた葉茎の付け根から5cm位のところで、切り落とすと、 切り口の下から新芽が出てくるので、樹形を仕立て直すことができる。切り落とした茎は、挿し木にして再生するのがお勧め。なお、この作業は、生育が旺盛な季節、5月から7月あたりがリスクが少なく、お勧めです。
Q1: 生え際の葉が枯れてきて、見苦しくなってきた
A1:. 下葉から茶色くなって枯れてくる現象は、成長するにしたがって起こる新陳代謝ですので、問題ございません。茶色く枯れた葉を剥ぎ取って、すっきりさせておいて下さい。
Q2: 葉先が茶色く枯れてきた。
A2: 水切れ、日照不足、葉焼けなど、さまざまな要因で起こりやすい現象で、特に、若い葉に起こりやすい症状です。
カルシウムの不足による場合も多いので、カルシウム配合の肥料を与えると有効です。葉に直接散布するタイプと、土の上に置くタイプがありますが、散布のほうが即効性があります。
茶色くなってしまった部分は、元には戻らないので、茶色くなった部分をハサミでカットして見た目をすっきりさせておくのが良いでしょう。 なお、症状が進行して、葉の生え際まで茶色くなってしまった場合は、Q1のように、生え際から剥ぎ取ってしまします。
Q3: 根基に付いてる発泡スチロールはとってもいい?
A3: ユッカに限らず、マッサンやマジナータなど、数本の幹を寄せてあるタイプの鉢植えの場合、出荷時はまだ根が張っていないケースが多く、幹が倒れないように発泡スチロール等で支えています。 あくまで支えの為ですので、発泡スチロールである必要はなく、プラスチックやゴムの支えを使うケースもありますし、まったく使わないケースもございます。
重い幹を支えて倒れないようにする為ですので、外さずにそのままにしておきますが、いずれ根が回って、根の力でしっかり支えられるようになれば、もちろん取ってしまっても大丈夫です。 支えが無くても倒れずに立っていられるのであれば、無くても良いものとお考えください。
Q4: 肥料をあげる時は
A4: 鉢土の表面に固形肥料を置けばOKです。与える量は、メーカーの指定する量に従って下さい。(袋に書いてあります。)
有機肥料と化成肥料があり、それぞれメリット・デメリットがありますが、有機肥料は臭いがあることと、虫がわきやすい傾向があるので、手軽で臭いの無い化成肥料のほうが、室内観葉にはお勧めです。
写真のように、鉢土の表面にインテリアバーグや化粧石がのっている場合は、一旦、バーグや化粧石をどけて、土の上に肥料を載せるようにして下さい。
Q5: どんどん大きくなるの?
A5: 写真のように、幹の先端は人工的にカットしてあり、これ以上伸びることはありません。(先端に塗ってある黒や茶色のものは、切り口の腐食を防ぐためのものです。)
今後伸びていくのは、幹の先端より少し下から出ている葉の部分です。この部分が伸びることによって背が伸びていきます。
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⇒オフィスやリビングのインテリア